『短い時間でしたが、ほぼ理想の地でした…』
2004年からの東京での王国展開で、私が担当した百友坊で描いた夢は昭和30年代の故郷の光景でした。北海道の北の地で農業を営んでいた石川家には、馬や牛だけではなく犬ネコも普通の存在でした。まるで家族(仲間)のように犬もネコが仲良く昼寝をし、その周囲でニワトリが土をほじくって獲物を探してました。
これは共生文化です。その証に、ノラ犬(当時はけっこういました)が近づくと、猛烈な勢いで石川家の犬が攻撃をしかけてました。まさに家族を守る役目を果たそうとする動きでした。
そんな懐かしい光景を再現し、おおぜいの皆さんにその中でほっとして欲しかった…。
わずか4年弱で東京から撤退することになったことを、今も残念に思ってます。
<左からポドリー、ニャンコロベー。トン>