中標津こどもクリニックブログ

インフルエンザの予防接種について

今年は近年まれに見る大流行を迎えています。
ここ数年大きな流行がなかったことから、多くの日本人がインフルエンザに対する免疫を持っておらず。
「今度流行する時には、とんでもない大流行だろうね」
と言われていたものが、現実になっております。
既に感染してしまった方も多数おられると思いますが、
それでも、予防接種を強くお勧めします。
その理由は、この時期にこれだけ大きな「A型」の大流行があるということは、年が明けたら「B型」の大流行が十分に考えられるからです。
今年は新聞テレビでの「大流行」の報道もあり、例年をはるかに上回る方が接種を済ませています。
今後もご要望のある限りは接種を継続するつもりでおります。
是非、接種をお受け下さい。


閉院します

新聞、テレビで既に報じられている通り、
今年の12月29日をもって、診療を終了します。
閉院に至った理由は、国のペースをはるかに上回る出生率の低下で、
子どもの数が減ったことです。
現状では、町の小児医療は中標津病院一軒でまかなえてしまうレベルに縮小しました。
町立病院の小児科が無くなる訳には行かないのでこちらが撤退をいたします。
21年前に開院した時には、骨を埋めるつもりで横浜からやってきたのですが、今日の状況には驚いており残念です。
中標津を去ることには、私自身が一番悔しく残念に思っているのですが、この町に残りたいという思いと、医師として必要とされる場所で働きたいという葛藤の末に、小児科医が不足している新天地への移住を決断するに至りました。
今は、この町での役割を「果たし終わった」と考えるようにしています。
当院に通い続けて下さった皆様には本当に申し訳なく思いますが、かかるわがままをお許しください。
年末までは今までと変わらず運営しておりますが、慢性疾患などで紹介状が必要な方はお早めにお申し出いただきたいことと、複数回の接種を必要とする予防接種を受けていらっしゃる方は、年末までに上手にスケジュールをおくみください。



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