中標津こどもクリニックブログ

どうせなら、早く受けましょ、コロナワクチン(字余り)

新型コロナワクチンの3回目の接種は、高齢者枠が終了し一般枠に移行しつつあります。
接種する側も少し前までは、急ぐ要素は無かったのですが、ここに来て様子が変わってきました
それは、国の方で「4回目接種の検討をはじめる」と、アナウンスをしたからです。
「どこまで対象を広げるか?」「どれだけ間隔をあけるか?」
という点がまだ決まっていないので、気をもんでも仕方がないのですが、
仮に「全員を、6ヶ月あけて」ということになると、
現在実施している3回目の接種を4月中に打ち終えないと、
4回目の接種は11月以降ということになります。
10月に始まるインフルエンザの予防接種は、11月に入るとそこで初めて接種を行う方に加えて、10月1回目のインフルエンザワクチン接種を行なった方の2回目の接種が加わり、例年一番混雑をする時期です。
それに加えてコロナワクチンをするのはかなりハードなスケジュールなので、その時期に多くの接種を行なう自信がありません
そこで、なんとか多くの方の3回目接種を4月中に終わらせたいと考えるのですが、役場の対策室に問い合わせると、4月の2週目3週目は、ワクチンの供給の関係で接種枠を増やせないそうなので、4週目5週目に接種枠を増やして沢山打てるようにしていただけるようにお願いしましたが、それに加えて、当初「お休み期間です」と追われていた、3月の最終週に接種枠を設定していただきました。
期日は3月28日から4月1日の間なのですが、周知期間がほとんど無かったので、今のところガラガラです。
予防接種を受ける受けないの判断は、最終的にはご自身で決めていただくことであり、「やってくれ」とは言えないのですが。
こういった時間的な事情を抱えておりますので「やる」という方は、
なるべく早くに行動を起こしてください
「様子を見て・・・」といったことをしていると、4回目の接種の対象となった場合に、不本意に後回しにされてしまうかもしれません。
早目の行動を期待しております。


ルール変更

新型コロナワクチン接種後の取り扱いについて、ルールを変更いたします。

ワクチン接種後には、スズメバチに刺された後と同様のアナフィラキシーショックを起こすことがまれにあり、速やかに治療を開始すれば問題は無いのですが対応が遅れると生命にかかわることがあります。
そこで一番症状が出やすい接種後15分間は、異変があれば速やかに治療が開始できるよう15分間の経過観察が義務付けられています
一般的には接種会場内で待機をするものですが待機場所での「密」を少しでも緩和するために、昨年の接種開始後から当院においては広い駐車場がすぐ近くにあるので、二人以上で待てる方は自家用車の中で15分待機という方法を取りました。
お一人が具合が悪くなられても、もう一人がクラクションを鳴らせばすぐに駆けつけて治療が開始できるからです。
その旨を、接種に来られた方には毎回ご説明しているのですが、3回目の接種が始まってから、ルールを守れない方が激増しました。

「車で家族が待っている」と言っておきながら、
車中で一人で待っている方
確かに複数で車の中にはいるものの、待機を義務付けている
15分間の待機をせずに帰られる方
「車で家族が待っている」と言っておきながら、
そのまま歩いて帰宅される方
など、枚挙にいとまがありません。
場合によっては死に直結する危険な行動ですが、接種を行う側としては
「勝手なことをして、死んでしまっても仕方が無い。」
と、片付けるわけには行かないので、このたび

ご来院の人数にかかわらず、全ての方に院内で待機していただく

という形にルール変更をさせていただきます

以前のお知らせで「乗り合わせて来て下さい」というメッセージを流しましたが、取りやめになります。
窮屈な思いをさせてしまうことになりますが、命がかかっていることなのでご了承ください。



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