中標津こどもクリニックブログ

雪かき

なかよしの印刷屋さんの社長は、雪かきは私の趣味だと信じて疑わない
そうではない
頼みもしないのに雪は降ってくるし、人様に除雪をお願いするだけの予算は計上できないし、仮に朝一で除雪をしていただいてもその後降り続いてしまえば結局自力で何とかしなければならないのであるから、「雪かき力」を保持していないと泣くのは自分である
そう考えて、除雪機を友として黙々と雪かきをしている。
彼が勘違いをしているのは、私が楽しそうだからかもしれない。
「あ〜あ、また降っちゃった。雪かきしなくっちゃ。やだな。」
などと思ってやっていると、よけいに辛く惨めになる。
まるで、残され掃除をしている時の気持ちである。
だからこそ、楽しめる要素を見つけ出して前向きに取り組んでいるのである。
「雪はダイエットの神様からのプレゼント」と考えて、有酸素運動に精を出し、単純作業は辛くなるので、雪かきをする状況は、積雪量、雪の重さ、日照、気温、湿度、風力、風向、など全く同じ状況は二回と無く、さらにその先の天候まで考えに入れてその日の状況に合った最適の除雪プランを考えて実践するに至っては「雪かきは雪上のチェス」と呼ぶにふさわしい大人のスポーツなのだ。
対戦相手は無く、ひたすら自分自身と向き合い戦い続ける孤独なスポーツなのだ。
スポーツでも楽器でも上手になることには喜びが伴い、納得の行くプレイができたときには自己肯定感が高まる。

そう思い込むようにして、くじけずに辛い雪かきを続けている。
そう、雪かきは趣味ではく特技なのである。

今年初の本格的な雪かきを終えての一考でした。


生きる力

12日におばの葬儀があり、この三連休は神奈川で過ごしました。
ついでに県内を走り回っていろいろと用事を済ませました。
そんな中で、葬儀が終わった12日の晩に大ピンチが発生!
実家の家の鍵がついていないキーホルダーを持ってきてしまったのです。
家に入れません・・・。
用事を済ませて藤沢駅に戻った午後9時頃に気がついた時点では兄はどこぞの飲み屋さんでご機嫌になっていて24時頃まで帰るつもりはなさそう。
この連休は関東でも寒かったのですが、昼間から断続的にいとこと飲んで食ってだったので今さら食べ物屋さんには入りたくない。
ましてやお金を払ってホテルに泊まるのはもったいない。
でも、ウロウロできるお店はどんどん閉まってゆく。
「どうしたもんか」と頭を抱えましたが、
電車に乗って、座って暖を取りながら読書をする。」
というアイデアを思いつきました。
実家は藤沢駅から小田急線で一駅海の方に向かった本鵠沼(ほんくげぬま)という駅です。
目の前の新宿方面に向かう電車には空席なし。
片瀬江ノ島行きの電車はガラガラ。
「とりあえず、すいている電車で終点まで行って、そこで座ったまま折り返そう。」
と第一歩を踏み出しました。
終点の片瀬江ノ島駅であたりを見渡すとガラス張りの待合室を発見。
入ってみると暖房が効いている。
利用者は誰もいない。
という事で、読書には最適と判断して2時間ほど読書にふけり、日付が変わる頃に兄から「そろそろ帰る」と連絡をもらって無事に帰宅。
生きる力」がさえた!



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