2010年 4月 25日 (日) 11:50
*君の仲間(家族)は?
絶えまなく 仲間呼ぶ声 雲に跳ね
近づきし1羽 友になれるか
弾かれし 孤鳥に一羽 寄り添いて
北への道を 共に辿れよ
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事故、病気、迷子、等々、独りになった白鳥は、北帰行のこの時期、独特の声で啼き、飛び続けます。それは頼りあう仲間を探す声であり、隊列を組んで飛ぶ連中の声に比して、悲愴な色に満ちています。
幸いこの子(上)には、同じ境遇でしょうか、遠くから近づく1羽と出会いました。
野付や風蓮湖、そして温根沼などでは、様々な事情で北に還ることのできなかったオオハクチョウが、静かに夏を越してる姿が見られます。