2007年 10月 26日 (金) 23:54
東京での展開を中止するお知らせを発表して10日が過ぎた。大勢の皆さんから「驚き」と「何故?」の声が寄せられた。
そして私の心を明るく、そして再び夢を大きく育てて下さった言葉があった。それは、
「謝らないで下さい、私たちこそ、3年半、王国が東京に来てくれて、ありがとう、、なんです」
との言葉だった。
読みながら、私のゆるんでいた涙の池があふれた。鼻をかみ、咳払いをし、タバコに火をつけて周囲をごまかした、、、、。
17日の日誌の末尾、
「申し訳ありません」は消せない。でも、それは新しい出発の言葉とさせていただこう。
今、私は夢見る50代になっている。
いよいよ、「俺の出番だ!」と張り切っている。
東京で実証された「石川百友坊」を、北海道だけではなく必ず首都圏に再現しなければ。ついで関西に、そして九州に!
頭の中は様々な企画で満たされている。
それが可能になったのは、この貴重な3年半、このあきる野の王国に来られた皆さん、さらにネットを通してエールを送り続けて下さった皆さんの存在である。
マロの死に、ともに涙され、ベルクの晩期を穏やかに見つめて下さり、金ちゃんのオシッコシャワーに歓声を上げ、コボが立ち上がり、よたよたながらも歩く姿に拍手を下さった、、、。
「ありがとうございます」
「今、ここから私は出発します。笑顔と温もりのあふれた百友坊の新たな展開を目指して、、、」
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*コボ、連日、あんぱんをいただく
ヨダレつつ 跳び上がり 食らいつく
コボが好物 西からの土産
*柴ッコ、どんどん新しき家庭へ
必ずや 再会かなうと 約束し
実家は北へ やがて南へ西へ
*北の旧友来たり、タバコを ふかしつつ、、、
42年 隔たりはどこへ 古き友
話は変わらず 音楽のこと
*百友坊 犬、猫、ひたすら昼寝、、、。
この姿 見たくて通い 50数日
ゆっくり歩む 女性(ひと)、我に告げし
*女房(乳母)の独り言
他人との 会話を避けし 20代
今は多くの 笑顔が嬉し
*乳父(ウブ)の独り言
2時間の 滞在の後 こわごわと
犬に触った 子供を見た喜び
次の王国 皆さんと仲間と 築きたい
そこは笑顔の 犬猫寝ころぶ
北の家 我が家でもあり 君が宿
仲間の胸に 犬たちは跳ぶ
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まもなく日替わり、
「雨よおさまれ、残りの日々は、、、」