JAけねべつブログ

只今、乾乳舎が大所帯になっています。
うちは成牛が50頭弱なので、平均して月に3〜4頭ぐらいは乾乳が出るのですが、現在の乾乳頭数は11頭！
昨年、ボロボロで使えない状態だった乾乳舎の改修工事をして、乾乳を外に出し始めて以来、こんなにたくさんの牛が乾乳舎にいるのは初めてです。

そして！この時期に乾乳が大量にいるという事は、その先に待ち受けるものは・・・
年末年始の分娩ラッシュ！！
・・・トホホ。

そんな畜主の憂いをよそに、乾乳舎のパドックで走り回る牛達の何と楽しそうなことでしょうか。

初めてパドックに出される初産の牛達はもちろん、何産もしているベテラン母さんたちも、我を忘れてパッカパッカと縦横無尽に走り回ります。

通年舎飼いの我が家の牛達にとって、乾乳前期の僅かな期間とはいえ、これほど楽しいことはないのでしょう。

そんな様子を見るたびにいつも妻と、「ちょっとお金はかかってしまったけど、牛達も楽しそうだし、足腰も鍛えられるし、やっぱり乾乳舎改修して良かったね」などという会話をしております。

そして、そんな楽しげなパドックの光景を見た妻が一言。
「こんなに牛がいっぱいいると、なんだか牧場みたいだね〜！」

・・・いやいや、うち牧場ですから・・・一応。

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二番草収穫、続けてデントコーン収穫までの長い農繁期も無事に終わり、ようやく一息つけるのかなという感じになりました。
最近になって急に気温も下がり、秋を通り越して一気に冬になってしまいそうな気候です。

雪が降る前にもう一仕事、畑切りと糞尿散布があります。
糞尿散布はコントラさんがやってくれますが、畑切りは自分でやらなくてはいけません。

さっそく今回も息子たちが畑切りの手伝いをすると言って張り切ってトラクターに乗り込んできました。

相変わらず、作業中ずっと話しかけてくるので、手伝っているのか邪魔をしているのか分かりませんが・・・。

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ここ近年、日本でもハロウィンが徐々に定着しつつあるようですね。
海外では国や宗教等でハロウィンの意味合いも様々で、収穫を祝う祭りだったり、悪霊除けだったりと色々なようですが、日本では仮装パーティーやコスプレのイベント等がメインなようです。

我が家も農家ということで、牧草の収穫が無事に終わったことを祝う意味で、初めてハロウィンパーティーというものをやってみました。

本当なら自分たちで収穫したものを食べられればベストなのですが、さすがに牧草を食べる訳にもいかないので、酪農に携わる者としては、やはり「乳製品にちなんだメニューを！」ということで、これまた我が家では初のチーズフォンデュをやってみることにしました。

不思議なもので、普段野菜嫌いな子供でも、こういうちょっと違った食べ方にすると、どんどん野菜を食べてくれるんですね。

聞くところによると、近年ハロウィン関係のイベント事は、バレンタインデーに匹敵するほどの経済効果があるとのことで・・。

「ハロウィンのときはチーズフォンデュ！」なんてのが流行ったら、乳製品の消費拡大にも繋がっていいですね！

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一番草の収穫も終わり、二番草へ向けての肥料撒きが始まりました。
うちの息子たちも肥料撒きの手伝いをしようと、トラクターに乗り込んで意気揚々です。
本人たち的には、トラクターに同乗することで手伝っているつもりらしいですが、作業中ずっと話しかけてくるので、親からすると手伝っているというよりは邪魔をしているだけという気が・・・。

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晴れました！
久しぶりに元気なお日様を見た気がします。
ずっとスッキリしない天気が続いていたので、やっと牧草の収穫作業も始められそうです。
今年は良い草が採れますように！





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６月４日大阪市マーチャンダイズマートにて開催される新・農業人フェアに計根別ブースで参加します。取り急ぎポスターができたので公開します。

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先日、後産を片づけていると、牛舎に遊びに来ていた息子達が近づいてきて、「うわ〜！なんじゃこりゃ〜！」とか「オェ〜！キモ〜い！」など、2人して大騒ぎです。
しょっちゅう牛舎に遊びに来ているし、分娩にも何度も立ち会った事のある息子達ですが、後産を見るのは初めてだったようで・・。


確かに、自分も実習先の牧場で初めて牛の後産という物を見たとき、そのあまりにグロテスクな物体に、かなりのショックを受けた事を憶えています。


余談ではありますが、妻が第一子を出産するときに知ったのですが、産婦人科によっては、希望があれば出産後に自分の胎盤を調理して食べさせてくれる病院が結構あるみたいですね。
「出産の記念に・・」ということで、召し上がる方がいらっしゃるみたいです。
大きさは握りこぶしぐらいで牛のものよりはだいぶ小さいみたいですが、見た目は牛の胎盤と変わりないそうです。


自分達夫婦は残念ながら食べる勇気はありませんでしたが・・・。
味とか食感てホルモン焼みたいな感じなんでしょうかね？

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先日、育成センターに預託していた牛が帰ってきました。
父牛はエルフィン-マセラティです。

３枚目の写真が母牛ですが、２頭並べると区別がつかないくらいよく似ています。
目の内側のシワの入り方までそっくりさん親子です。

この母牛がかなり能力の高い牛なのですが、その娘牛ということなので、どれぐらい活躍してくれるかとても楽しみです。

まずは無事に分娩して、順調に立ち上がってくれることを願っています。

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今回の冬は雪が少なくて楽だったなぁ〜なんて思っていたら・・・
昨日からの風雪、実に酷かったです・・。
就農して５年目になりますが、風の強さだけなら今までで1、2を争うほどの威力だったんじゃないでしょうか。
近隣の農家さんも結構な被害が出ているとの事です。

我が家もD型２棟、壁の一部が吹き飛んでしまいました。
雪が少なかったのが不幸中の幸いです。

今、熊本でも大変大きな地震が起きて、大勢の方が亡くなられています。

自然の力の前では、人間など無力なのだと改めて思い知らされました。

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昨日から削蹄をしています。
保定枠に無理矢理押し込められて拘束され、グラインダーで爪を削るときの「ギュイ〜〜ン」という音は牛たちにとっては大変な恐怖のようで、我が家の牛たちもほとんど全頭、終わるまで数時間立ちっぱなしです。
お陰で夕方の搾乳時にはみんな疲れきっていて、搾乳の順番が来ても爆睡していてなかなか起きてくれません。

それにしても毎回削蹄の度にすごいなと思う事は、数ヶ月ぶりにもかかわらず削蹄師のトラックが場内に入ってくるだけで、牛たちが一斉に鳴き出すんです。
トラックなんて他の業者さん等も毎日のように出入りしてるのに、削蹄師のトラックの音をちゃんと聞き分けているなんて意外と賢いんだなぁと感心してしまいます。

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