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心の財から積みゆく日々に

by JAけねべつ

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JA計根別青年部 部長 中 村 正 博

 新年明けましておめでとうございます。
 組合員の皆様におかれましては、旧年中より青年部の活動に対し、多大なるご理解、ご協力を賜り、青年部を代表して心より感謝申し上げます。
 昨年4月の総会において、青年部長の大任を拝し8カ月が過ぎました。就任のあいさつで申し上げた、「青年部活動は何のためにあるのか。」
 そのことを考えながら活動して参りました。今、一応の結論として帰着したものは、ある言葉の中にありました。それは、「蔵の財(たから)より、身の財すぐれたり、身の財より心の財第1なり。」
 ということです。蔵の財とは、お金や物などの財産。身の財とは、学歴や身体能力、または身についた技能。そして、第1とされる心の財とは、友情や信頼、良き思い出などと言えます。つまりは、人は生きていくうえで、財産は生活に必要なものであることは当然ですが、それのみを追い求めていく人生では真の満足を得ることはできません。人生をいっそう輝かせていく心の財を積んでいく事ができるのが青年部活動であると思います。
 今年度のこれまでの活動の中で印象深いものは、何と言っても12月に開催された全道青年部大会の活動実績発表で最優秀賞を獲得出来たという事です。
    
 4月、発表に合わせ、「実績発表部会」を立ち上げ、夏以降準備を進めてきました。7年間に渡る青年部のお歳暮事業について、1年1年、反省と修正を繰り返しながら、事業を盛り上げてきたという内容ですが、審査講評で評価された点は、「全員で取り組んでいること。」でありました。
 昨年は念願であった1000セットの受注という大きな目標を達成する事が出来ました。この目標達成の陰には、「お歳暮部会」の活躍があります。「お歳暮部会」は箱詰め作業までの約3週間、連日連夜、準備に奔走していました。その健闘を心から称えたいと思います。
 計根別青年部の活動が全道で1番の評価を頂いたという事は何よりの喜びではありますが、これには、青年部のお歳暮事業を理解し、協力してくださった組合員さんをはじめ多くの皆様のおかげと深く感謝致します。
 緊張の続くTPP問題でありますが、先の全道青年部大会の記念講演で、ソフトバンク株式会社人事部長兼社長室室長補佐の青野史寛氏が言われていた「戦う相手をどこにするのか?」という言葉に考えさせられます。反対のシュプレヒコールをあげるのも結構ですが、生産者として安心、安全な牛乳を生産し、経営の足場をしっかり固めていくことが第1に大切であるということなのだと思います。
 そういった意味で、24年度の活動には、ステップアップ講座をはじめ様々な学習会を通し、経営の上でより実効力のある取り組みを展開していきます。
 
 先ずは、1月18,19日に福島県で開催される東北・北海道地区JA青年部大会に万全の態勢で臨み、北海道代表の誇りを胸に、堂々と発表して参ります。そして、活動にあっては盟友1人ひとりに光を当て、青年部活動を通して心の財を積んでいけるよう3役1同、考えに考えて事業推進していきます。
 結びになりますが、本年も青年部に対しまして、ご指導、ご鞭撻賜りますようお願い申しあげ、新年の挨拶といたします。

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