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東部地区同志会 講習会開催

by JAけねべつ

 3月14日(金)、四葉青年会館にて疾病講習会を行いました。
 今回の内容は近年、発生が増加傾向にある牛白血病をテーマに、根室地区NOSAI西部事業センター二課 向井周平獣医師を講師に招いて開催しました。
 白血病は血液のがんとして認知されており、地方病性(成牛型)と散発型(子牛型、胸腺型、皮膚型)に分類され、発症牛は全国で平成10年は96頭、平成23年では1,722頭と増加傾向にあります。感染経路は主に血液や乳汁で伝播し、胎盤や牛乳の給与による垂直感染と吸血昆虫や血液付着の器具による水平感染があります。臨床症状として、削痩、元気消失、眼球突出、下痢、便秘、リンパ節の腫脹などが現れます。対策はパスチャライザーの使用や除角、削蹄等器具の消毒や吸血昆虫の予防が挙げられます。
 また、牛白血病は身近な病気として周知されはじめ、感染させないように各会員が防疫対策をしっかりと行い、日々の仕事に励んでいただきたいと思います。




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