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管外視察研修 養老牛乳牛改良同志会

by JAけねべつ

 養老牛乳牛改良同志会は、管外の優良経営の視察による自分達のさらなる技術の向上を目的に研修を企画し、札幌市八紘学園の札幌牛舎を視察しました。
 札幌牛舎は先生を中心に学生と管理を行っており、搾乳牛40頭、乾乳および子牛を含めて60頭飼育し、1頭平均乳量は9,500〜11,000kgを搾っていました。先生より、種雄牛の選定やファミリーの紹介などをして頂きました。種雄牛の選定は特に肢蹄と乳房底面の改良を中心に行い、搾乳しやすく長命連産性に富んだ牛群が揃っていました。その中で、共進会にて活躍中のバクスター娘牛は体型に富み、高い乳房底面をしていました。それとは別に、体格得点EX93点を持つハッコー ミツドランド スーパーサイヤー ウイスリナの娘牛も数頭残っていました。どの娘牛も母親の良い箇所の血統を引き継いでおり、被毛皮質が良く骨格が充実し、長命連産に富んでいました。他に、当農協でも使用しているアイオーン、ネオなどの好体型の初産牛も数多くいました。
 八紘学園は乳牛以外も自家生産した花、乳製品、果樹、精肉などの販売も行っており、時期になれば行列ができるほどの人気があるそうです。学生は手間暇かけて自分たちで作った物を直接販売し、喜んでくれることを嬉しく思っているようでした。
 乳牛1頭1頭に手間をかけ、一産でも多く分娩することが農場全体の利益に繋がっていることを実感できました。




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