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上標津同志会 講習会

by JAけねべつ

 平成25年4月15日(月)に上標津会館で上標津同志会の講習会を開催しました。
 講師に、ジェネティクス北海道本所改良部、乳牛改良課、伊藤克美氏を招き「海外の乳牛改良事情・ゲノム解析」について勉強しました。
 まず、海外の乳牛改良事情としては、ゲノム情報を活用し遺伝的に優れたヤングサイヤーを生産・ゲノム評価の高い種雄牛を使用しております。ゲノム評価を用いる事で、世代間隔の短縮、候補種雄牛・未経産牛を早期に選抜可能、遺伝率の低い形質(管理形質)の信頼度が上昇するというメリットがあります。ただ、デメリットとしては、信頼度が後代検定より低い事です。また、今後の課題として信頼度・正確性の向上、近親交配の抑制、他の分野・形質への応用、検査コスト削減など多くの問題があるのも現状です。
 今回、海外の乳牛改良事情、またゲノム解析についての講習会は非常に勉強になる講習会となりました。また、今後日本国内においてどのようにゲノム解析を用いていくのか興味が湧く内容の講習会でした。

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