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広報 - 2013年1月の記事

女性部 平成24年度レディースフェスタ

by JAけねべつ

 12月12日、女性部の一大イベントである「レディースフェスタ」が中標津町交流センター(計根別)にて行われました。
 部員48名が参加し、各支部が手作りで料理を持ち寄り、料理の紹介やゲーム、各支部や個人で作った作品の展示も行いました。
 今年の各支部のメニューは計根別支部「おしるこ」、上標津支部「ミネストローネ」、養老牛支部「パフォーマケーキ」、大成支部「煮込みハンバーグ」と「大根サラダ」、本別支部「チーズ入り野菜肉巻き」と「たまごサラダ」、緑会からは「お漬物」で、ボリュームもあり美味しそうな料理がテーブルにいっぱい並びました。
 お腹いっぱいに食べ、会話も楽しんだ後は、50円玉2枚を使った「一発千金」、お手玉を投げて点数を競う「お手玉ダーツ」、何を書いたかあてる「絵スチャー」を行い、楽しい時間を過ごすことができました。




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青年部 第61回全道JA青年部大会

by JAけねべつ

 12月6日(木)、7日(金)に札幌市パークホテルで開催された、第61回全道JA青年部大会へ自分を含め、計5名の部員で参加してまいりました。
 当日は風が強く、飛行機で札幌(千歳)へ向かうことが出来ないのでは!?と不安がありましたが、何とか無事到着することが出来ました。
 例年通りの人の多さとにぎわいで、北海道の若い農業青年の活気を感じました。
 大会内で行われた青年の主張発表大会では十勝地区JA士幌町青年部、青年部活動実績発表大会では上川地区JAふらの青年部東山支部が素晴らしい発表で最優秀賞を獲得、東北・北海道大会へ勝ち進みました。
 懇親会内で行われた1分間パフォーマンスは根室地区からは計根別が担当…参加した5名で話し合った結果、わたくしが来年の意気込みを発表致しました。内容は秘密です…
 なんといっても驚いたのがアームレスリング大会です。根室地区代表のJA道東あさひの小林君が優勝!根室地区の悲願が達成されました!!彼はスゴイ男です…
 2日間の全道大会でしたが、楽しさの中にも学ぶものがあり、自身の成長につながるとともに、部員間の結束にもつながる良い機会となりました。




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年頭のご挨拶

by JAけねべつ

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根室農業改良普及センター
  北根室支所
支所長 並 川 幹 広
 謹んで新年のお喜びを申し上げます。 組合員の皆様におかれましては、輝かしい新年をご家族の皆様と伴に迎えられたことと存じ上げます。また、旧年中は農業改良普及センターの業務にご理解とご協力を賜り御礼申し上げます。
 さて、昨年の気象経過と農作物の作柄などを振り返りますと、春先から低温傾向が続きましたが、8月上旬までは特にサイレージ用とうもろこしにおいて、その生育遅れが心配されました。しかし、それ以降は極端な高温状態が10月まで続き、遅れていた作物の生育も全般的に回復しました。その結果、いずれの作物も平年並みの収量が確保されました。
 一方、生育後半に高温多湿の傾向が続いたためか、一昨年十勝にて発生し問題となった「とうもろこし根腐病」が北支所管内でも発生し、ほ場によっては倒伏する被害も見られました。
 さらに、11月は気温の高い傾向が続くとともに降水量は平年のほぼ3倍もの量となり、スラリーなどの撒布作業も例年にない苦労を強いられました。
 このような、極端な気象経過や作物の新たな病気の発生は、やはり地球温暖化の影響の1つではないかと考えられるところです。そう言った点では、今後予想される温暖化傾向に対応すべき、さまざま技術的対策が必要に成ることが予測されます。普及センターとしても、このような点に着目し試験研究機関と連携し、後手と成らないよう技術的な対応策をタイムリーに提供しなければならないと強く思うところです。
 酪農と酪農を取り巻く状況に目を向けますと、国政、世界経済とエネルギー事情など様々な要因とも先行き不透明な情勢が続いています。また、これまでの根室酪農の生乳生産構造を大きくとらえると、一定程度の乳価に支えられ、コントラクターやTMRセンターなどによる組織的な仕組みを構築し、規模拡大を主体に発展してきた感があります。今後も酪農家戸数が減少する傾向にあり、規模拡大や組織化の大きな流れは変わらないと思われます。しかし、これからは経営内の効率化など、経営の内部充実も合わせて図ることが強く求めらているのかと思います。また、地域全体をとらえた場合、10年先を見据えこれからの農業のありようなども考え、新たな取り組みにもチャレンジしていく必要があるように考えます。
 普及センターも微力になりますが、地域関係機関の皆様と手を携えて、活動するとともに、今後の地域農業の発展のために少しでもお役に立てるよう職員一同決意するところです。
 結びになりますが、本年も皆様方がご健勝で稔り多い1年となりますことを心よりご祈念申し上げまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

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24年を振り返って

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JA計根別女性部
部長 渡 邉 広 美
 新年明けましておめでとうございます。
 組合員の皆様におかれましては、本年も輝かしい新年を家族の皆様とお迎えのことと存じます。
 昨年も女性部活動に各関係機関の皆様におかれましては、ご理解とご協力をいただき心より感謝申し上げます。
 さて、昨年を振り返ってみますと雪解けが遅く春の農作業の遅れや、一番草・二番草の収穫時期の長雨や厳しい残暑もありました。また、TPP問題や生産資材の高止まりなど酪農家にとって、どれもが大変厳しいものとなりました。
 そのような中、私たち女性部は経営を支えるパートナーとして、また、家計を支える主婦として、厳しい状況の中にも、心のゆとりを持てるような趣味を生かした活動をしてまいりました。
 全体活動としては、5月には弟子屈の摩周焼きで陶芸体験をし、皆力作ぞろいの作品を作りました。11月には、2泊3日の東京研修旅行を行いました。『木更津アウトレット』、『うみほたる』、『東京スカイツリー』等を見学しました。実際に見るスカイツリーは、圧巻の大きさと高さでした。12月には、一大イベントのレディースフェスタを行い、部員同士の交流を深めました。また、スプリングフェア、収穫祭には、乳製品を使ったデザートの提供し大変好評でした。
 更に、毎年好評を頂いております『お中元セット』の取りまとめを行い、今年度は、女性部オリジナルセットとして『牛乳を使ったデザートセット』を作りました。その中にオリジナルレシピ集を入れたところ大変喜ばれました。
 また、スタンド横の花壇も長雨やそれに伴い雑草が花よりも伸びてしまいましたが、スタンド職員の協力もあり、綺麗な花を咲かせることが出来ました。
 三層活動では、フレッシュミズ『お茶しませんか』、秋の共進会ではカレーライスを提供し参加者の皆様に大変喜ばれました。
 青葉会では、春の食事会、秋には地域交流の場である計根別『新そば祭り』で、そば粉を使ったクッキーを提供しました。また、緑会では趣味や仲間作りなど充実した活動を行ってきました。
 年度末に向けて、三層活動に加え学習会なども行いながら女性ならではの視点で活動していきたいと思います。
 最後になりましたが、皆様にとって事故や病気が無く、健やかで稔り多き1年となります事をお祈り申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。

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「めんどくさい」に飛び込もう!

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JA計根別青年部
部長 中 村 正 博
 新年明けましておめでとうございます。
 組合員の皆様におかれましては、旧年中より青年部の活動に対し、多大なるご理解、ご協力を賜り、青年部を代表して心より感謝申し上げます。
 昨年は、1月の東北・北海道大会、2月には全国大会と青年部としても私自身としてもこれまで経験した事の無い慌ただしくも中身の濃い年明けとなりました。
 青年部の中心的な事業であるお歳暮ギフトについては、株田部会長率いるお歳暮部会が年度変わりと同時に動きだし、新しい試みとして、昨年までも差し込んでいた乳製品を使ったレシピ集を計根別独自の真新しいものにしていこうということで、女性部の全面バックアップにより、交流センターの調理室をお借りし、女性部に料理を実際に作ってもらい、青年部が写真を撮影しました。料理経験のあまり無い男性でも作ることができる様、わかりやすい内容にして受け取った方が長く愛用してもらえるようなレシピ集を作成することができました。快く協力して下さった女性部には本当に感謝しております。ギフトの注文数は昨年より減ったものの970セットの注文を頂くこと
ができました。
 また、10月のロールパックメッセージの作成では、これまで多かった消費を直接啓発するようなメッセージではなく、酪農家である私たちの仕事に賭ける思いを少しでも感じてもらえる様に、『搾乳魂』にしました。長年の使用により変形していたロールも、部員の無償の協力により新しいものに変えることができ、周囲の草刈りから、ロールへのテープの貼りつけまで、参加したメンバー全員で行うことで、改めて仲間で作業することの楽しさ、喜びを感じることができました。
 「イエス」か「ノー」の選択肢に迫られたとき、先ずは「イエス」を選択しよう。これは、11月の根室地区青年部大会の講演で今井前道青協会長が話された言葉です。何か新しい事を始めようとした時、「めんどくさい」この感情が最初に出てくることが少なくないと思います。確かに普段通りであることが楽で、それ以外のものはできれば避けたいと思ってしまうのは、毎日の仕事がある中では仕方ないことかもしれません。しかし、今しか出来ないこと、今しか無い出会いというものが青年部にはあります。そこに価値を見出し、求めていく所に青年部員としての充実と深化があるのではないかと思います。
 昨年4月に新たな年度がスタートしたとき、多くの盟友が青年部を卒業していきました。これから数年間はそういった状況が続くと思われ、2年前
64名を数えた青年部員は40名を割ってしまうことが必至であり、そうなった時、盟友1人ひとりの活動の中での重要性が一層増していきます。だからこそ、今井前会長の言葉とともに、「めんどくさいに飛び込もう!」と強く申し上げたいのです。
 本年は、詳細をお伝えできる段階にはありませんが、大きなプロジェクトが動き出します。そのプロジェクトが大成功をおさめ、青年部の活力となることを願っています。2月には支部巡回を開催し、新しい局面を迎える計根別青年部の方向性を定めていくため、多くの意見、要望を集めていきたいと思います。
 結びになりますが、本年も青年部に対しまして、ご指導、ご鞭撻賜りますようお願い申し上げ、新年の挨拶といたします。

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「空気」と「風」

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参事 佐 藤 良 文
 皆様方におかれましてはそれぞれの思いのなかにも健やかな新年を迎えられたことと拝察し、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
 昨年末は冬将軍の到来とともに始まった選挙戦でありましたが、3年半前「変革の風」が席巻し戦後初の非自民単独過半数での政権交代は自民党への大逆風によるものだったことが検めて証明されました。「脱官僚」を掲げ、「高速道路無料化・子ども手当・農業者戸別所得補償」等々「政治主導」の手腕は未熟さを露呈し崩壊した。『変革の風』はほぼ空回りに終わった。しかし政権を奪還した自民党において肝に銘じてほしいことは、単なる『追い風』におごり強硬手段に終始しないことだ。もとより『変革の風』の原因も自民党にあった。冷静に国民が望んでいる『空気』を読み真の国益を追求してほしい。下野した経験を活かしてほしい。
 「経済停滞」が叫ばれている中、国際競争力を!と外圧対策に心を奪われていますがそのようなものは『逆風』でもなんでもない。むしろ怖いのは、右肩上がりでなければならないとする企業論理です。本来守らなければならない国益、国民の生活と食料の安全保障(安心・安全・安定供給)そっちのけのTPP肯定、『内圧という風』です。国境という障壁を維持することで外圧からは守れます。そんな折、24年度北海道牛乳・乳製品消費拡大事業のCM、「酪農の約束」に、”先人との約束””大地との約束””牛との約束””みんなとの約束””北海道との約束”の五つありますが、TPP反対(食料の安全保障)を思うとき、“未来との約束”をフレーズに入れていいのではないかと思うところです。これは、牛乳・乳製品に限らず全ての食料に通じる事かと思います。何れにしろ、今こそ日本国と日本人を大切にする『空気』醸成のために協同の輪を広げる運動が必要であると確信します。
 さて、計根別農協の組合員加入の最多は昭和27年の515戸とあります。60年の時を経て今は187戸(生乳生産者は156戸)概ね3分の1となり、戸当り面積も65haを超え、今後の休農等考察すると最早、自己完結では土地を十分に活かし切れなくなることを視野に入れ、24年度からの第9次中期地域農業振興計画(平成24年〜平成26年度)の策定については、不耕作地発生未然防止を最大のテーマとして各種提案をしたところであります。地域内の分業体制を確立し、地域の生産力を維持増進し活性化を図るべく事業展開に傾注する所存でありますので、組合員皆様の更なる結集をお願い申し上げます。地域を盛り上げる『空気』をつくり『けねべつの風』を起こせるよう皆で検討、創造しましょう。
 また、小さなことではありますが、今年のカレンダーから地域に因んだ写真を!ということでとりくみました。体裁よく表現しますと「目指せ!けねべつ12景」と言うところです。組合員皆様の写真提供を大歓迎します。また「いいロケーション」情報でも宜しいです。徐々に皆さんでいいカレンダーに仕上げて、「癒し」の部分でも盛り上げたいと思っております。
 結びにあたりまして、今年こそは天候をはじめ取り巻く環境が穏やかな1年であって欲しいと願いますとともに、組合員の皆様がご健勝で過ごされ1つでも喜びの多い年になることをご祈念申し上げ年頭の挨拶とさせて頂きます。

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年頭にあたり

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北海道農業協同組合中央会
会長 飛 田 稔 章
 組合員をはじめJA役職員の皆様方が、希望に満ちた平成25年の新春をご家族とともに迎えられたことを心からお慶び申しあげます。
 昨年の北海道農業は、一部地域での豪雪の影響などにより農作業の遅れなどがありましたが、その後比較的天候に恵まれ、降雹被害や台風による被害などによって地域や作目による差はあるものの、組合員・JAの努力が報われ総体的には豊穣の出来秋となりました。
 さて、平成23年の東日本大震災から2年が経とうとしておりますが、復興への道筋は決して容易なものとはなっておらず、また原発事故の収束にも目途が立たず、全国の農業者や消費者は不安を抱えています。JAグループは、被災地の復興に向けてあらゆる支援を続けていくこと、安全・安心な農畜産物を安定的に消費者の皆様にお届けすることに、今こそ協同組合の精神である「絆」を大切にする価値観のもとで、総力を挙げて取り組むことが必要です。
 なお、今冬は電力不足の可能性から、北海道では今夏の取り組み同様に7%以上の節電目標が設定されました。もし万が一にも計画停電となった場合には相当の支障が生じることが危惧されることから、JAグループ北海道として節電に取り組んでいく必要がありますので、皆様方のご理解とご協力をお願いいたします。
 さて、本年は『協同活動でつくる持続可能な農業と地域社会』を主題に開催した第27回JA北海道大会決議事項の実践初年を迎えます。本大会は向こう3か年間のJAグループ北海道のめざすべき方向を決定し、これを内外に表明するとともに組合員ならびに役職員の意識高揚を図り総力を結集して決議事項の実践を図ろうとするものです。
 大会決議事項の「持続可能な北海道農業の実現」では、日本の食料基地北海道として、安全・安心な農畜産物を生産し、安定的に消費者に提供するという使命を果たすために、持続可能な北海道農業の実現に向けて、必要な農業政策を国に求めていくとともに、自らも農業生産を担う多様な担い手の確保・育成、農業生産に意欲を持って取り組める農業所得の拡大、食の安全・
安心対策の実施と環境に配慮した農業の実践に取り組むことを決議しました。
 一方、「次代を担う協同の実践」では、JAグループ北海道の組織・事業・経営において、JAの経営を担う次世代の担い手の正組合員加入を促進し、次代に向けてともに協同活動に取り組むこと、地域におけるライフラインの一翼を担うものとして、総合事業体の強みを生かし、組合員・利用者(地域住民)から高い満足度を得られるサービスを提供するため、自らがさらなる経営の健全性向上に取り組むこと、加えて、組織を支える人づくりとJAグループ北海道への理解醸成に向け広報活動に積極的に取り組むことを決議しました。
 また、TPP交渉参加断固阻止に関しては、多くの関係機関と連携の上、理解促進運動を継続し、組織の総力を結集し不退転の決意で徹底して闘うことを特別決議として再確認しました。
 大会決議に基づく基本目標の具体的成果に向け、JAグループ北海道の総力を挙げて取り組みましょう。
 今後、景気の低迷や農業貿易交渉等の進展によっては、農業への影響が大きく懸念されますが、全道の組合員の皆様をはじめJA役職員が『一人は万人のために、万人は一人のために』という協同組合の理念をよりどころにして、JAへの結集を強め協同運動を強力に展開することにより、この苦境を打開し未来を切り開くものと確信しております。
 本年も災害がなく、豊穣の秋を迎えることができ、北海道農業の発展と成長をめざし飛躍の年となりますよう心から祈念申しあげ、新年にあたってのご挨拶といたします。

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協同活動でつくる持続可能な農業と豊かな地域社会

by JAけねべつ

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代表理事組合長
西 塚 秀 夫
 年頭にあたり一言ご挨拶申し上げます。
 組合員の皆様には新しい年を御家族共々、御健勝にてお迎えの事と存じます。 
 昨年は震災の痛手を乗り越えて復興に向けて生産者が努力してきた年でも有りました。しかし、まだまだ風評被害の影響等も有り改めて早い復興を願うもので有ります。
 東日本大震災・原発事故発生後、初の総選挙となった昨年暮れの衆議院議員選挙では自由民主党が大勝となりましたが、新たな政権に対しては選挙公約として掲げた国民との約束は守ってもらうことで注視していかなければなりません。特にTPP問題については、「喫緊の大きな課題」と位置付け交渉参加反対を貫いてもらうことになります。例外なき関税撤廃をめざし米国基準で規制・制度のルール統一を謀るTPP交渉は、国家の主権をも侵害する危険性のある極めて異質で極端な貿易交渉であり、交渉に参加することは、我が国の経済システムや農業を崩壊させることにつながりますので断じて認められるものではありません。引き続き多くの国民の理解と支持を得て新たに発足した政府に対し、交渉参加断念の運動を展開して参ります。
 昨年11月21日に開かれました第27回JA北海道大会では食料基地北海道として、安全・安心な農畜産物を生産し、安定的に消費者に提供するという使命を果たすために、持続可能な北海道農業の実現に向け、必要な農業政策を国に求めていくとともに、農業生産を担う多様な担い手の確保・育成に意欲をもって取り組むことにより、農業所得の拡大、食の安全・安心対策の実施と自然環境に配慮した農業を実践することを決議しました。
 生乳生産の動向については、北海道第8期生乳生産対策において前年度実績対比3%増に向けて全道努力しております。これは加工限度数量185万ト
ンに対し、20万トン削減の160万トンの動きもあり、加工原料乳地帯においては絶対確保していかなければなりません。当農協においても、これに応え
るべく3ヵ年計画で生乳生産増に向けた助成措置(乳牛導入事業・営農規模拡大支援事業)等を講じてきました。これらが効を奏し緩やかではありますが、前年比を上回る生乳生産の伸びを示しております。
 牧草も春先の天候不順により心配はあったものの、6月からの好天に恵まれ一番草の生育も回復、収穫作業も順調に進み、質や量共に前年を上回り今後の生乳生産に期待するところであります。
 一昨年実施しましたアンケート調査からもここ数年でリタイヤを考えている組合員の方もいる中で農協も耕作放棄地を無くす為に、土地の毀損を無くす事を目的に、定款変更を総会に諮りご承認を頂いたところであります。本年はこの土地の流動化対策が地域の大きな課題となってきております。
 本年は、第9次の地域農業振興計画の2年目となっており、一昨年の組合員皆様からのアンケート調査に引き続き第3回目となりますが組合員の皆様方からのご提言を頂きながら農協事業を進めて参りたいと思っておりますので御協力の程よろしくお願い致します。
 結びになりますが、経済を初めとした酪農情勢も混沌としている現況にありますが、組合員皆様方の力の結集の下、組合員の為、地域の為の農協経営を目指す所存でございますので、更なる御指導と御協力をお願い申し上げますと共に皆々様の御健康と御多幸をお祈り申し上げ新年の挨拶と致します。

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