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乳改連 - 2014年5月の記事

デントコーン講習会

by JAけねべつ

 3月26日 ふぁーまっく2階 会議室にてパイオニアハイブレットジャパン 佐藤氏、藤倉氏を招いてデントコーンに関する講習会を開催致しました。
 講習会では、平均気温が上昇傾向にあるが根室管内ではトウモロコシの登熟に必要な積算温度が安定していない事から、早期の播種とマルチ栽培を実施する事で収量の確保が出来るためマルチ栽培を四葉青年会館にて東部地区同志会デントコーン講習会推奨しているとの事でした。また、草地整備圃場の雑草割合の調査を実施した所4年目以降、雑草割合がチモシー類より多くなっている事例が有り、理由としては不十分な施肥管理や枯れた草や収穫残渣によるマットの形成によって雑草の増加が考えられるため、更新2年目以降にエアレーションを実施する事で雑草防除の効果が期待できるとの事でした。
 参加された皆さんは講師の話を熱心に聞き、質疑応答では多くの質問が飛び交いました。




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東部地区同志会 講習会開催

by JAけねべつ

 3月14日(金)、四葉青年会館にて疾病講習会を行いました。
 今回の内容は近年、発生が増加傾向にある牛白血病をテーマに、根室地区NOSAI西部事業センター二課 向井周平獣医師を講師に招いて開催しました。
 白血病は血液のがんとして認知されており、地方病性(成牛型)と散発型(子牛型、胸腺型、皮膚型)に分類され、発症牛は全国で平成10年は96頭、平成23年では1,722頭と増加傾向にあります。感染経路は主に血液や乳汁で伝播し、胎盤や牛乳の給与による垂直感染と吸血昆虫や血液付着の器具による水平感染があります。臨床症状として、削痩、元気消失、眼球突出、下痢、便秘、リンパ節の腫脹などが現れます。対策はパスチャライザーの使用や除角、削蹄等器具の消毒や吸血昆虫の予防が挙げられます。
 また、牛白血病は身近な病気として周知されはじめ、感染させないように各会員が防疫対策をしっかりと行い、日々の仕事に励んでいただきたいと思います。




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養老牛乳牛改良同志会 講習会開催!

by JAけねべつ

 3月18日に養老牛乳牛改良同志会の講習会を開催しました。講師はホクレン中標津支所 酪農課課長 山本聡氏にお願いし、「乳価の仕組みについて」を題目に行ないました。
 乳価の仕組みは細かく紐解くと非常に複雑な組成になっていましたが、丁寧に説明して頂き、乳価を決定する上で最も重要な乳成分、乳質の改善の重要性が理解できました。実際の乳価から、送乳経費、安定生産対策経費などが差引され、工場から遠い農家と近い農家の輸送コストを均一にするなど、北海道の全ての農家に格差が無いような対策もとられていました。また、近年の燃料費高騰によって輸送コストが高くなっていますが、集乳ルートの工夫や関東圏への販売など、費用をできるだけカバーできるような取り組みもしているようでした。
 今、生産者のやれることとしてはクリーンな生乳を出荷し続けることが、少しでも乳価を高くする方法であり、普段の搾乳手順を今一度確認する良い機会となり、とても有意義な企画となりました。




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