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乳改連 - 2014年1月の記事

計根別農協乳牛改良連合会

by JAけねべつ

 根室農業会館にて、根室ホルスタイン改良協議会主催の講習会が開催され
多くの会員が参加しました。
 今回の講習は、2013北海道ホルスタインナショナルショウ オフィシャルジャッジを務めた久保剛氏を招いて、午前に根室ホルスタイン種の状況、種雄牛選定および飼養管理技術のポイントを、午後に2013北海道ホルスタインナショナルショウのDVDを上映し、総評を行って頂きました。
 根室管内の牛は全体的に細い傾向にあるため、育成管理の見直しと良質な粗飼料を確保するための土壌改良が必要であると説明されました。久保牧場では、種雄牛は寛幅が広い生産能力あるものとして、シヤムロツク、スーパーサイアーなどのジェノミックサイアーやシド、ジヤスパー、ウインドブルツク、ブラクストンなどを使用し改良に努めています。
 次に、共進会でのポイントとして全道の反省を踏まえながら、リングマナー、選畜、爪切りおよび哺育管理などの紹介とアドバイスを行い、今後に向けて活躍できる牛について様々な討論をしました。
 講習を通して、次年度もより一層、根室管内の乳牛が数多く活躍できることを期待したいです。




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管外視察研修 養老牛乳牛改良同志会

by JAけねべつ

 養老牛乳牛改良同志会は、管外の優良経営の視察による自分達のさらなる技術の向上を目的に研修を企画し、札幌市八紘学園の札幌牛舎を視察しました。
 札幌牛舎は先生を中心に学生と管理を行っており、搾乳牛40頭、乾乳および子牛を含めて60頭飼育し、1頭平均乳量は9,500〜11,000kgを搾っていました。先生より、種雄牛の選定やファミリーの紹介などをして頂きました。種雄牛の選定は特に肢蹄と乳房底面の改良を中心に行い、搾乳しやすく長命連産性に富んだ牛群が揃っていました。その中で、共進会にて活躍中のバクスター娘牛は体型に富み、高い乳房底面をしていました。それとは別に、体格得点EX93点を持つハッコー ミツドランド スーパーサイヤー ウイスリナの娘牛も数頭残っていました。どの娘牛も母親の良い箇所の血統を引き継いでおり、被毛皮質が良く骨格が充実し、長命連産に富んでいました。他に、当農協でも使用しているアイオーン、ネオなどの好体型の初産牛も数多くいました。
 八紘学園は乳牛以外も自家生産した花、乳製品、果樹、精肉などの販売も行っており、時期になれば行列ができるほどの人気があるそうです。学生は手間暇かけて自分たちで作った物を直接販売し、喜んでくれることを嬉しく思っているようでした。
 乳牛1頭1頭に手間をかけ、一産でも多く分娩することが農場全体の利益に繋がっていることを実感できました。




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管外視察研修 東部地区同志会

by JAけねべつ

 11月15日〜16日、東部地区同志会は札幌方面にて管外視察を行いました。
 最初に、江別市 有限会社 小林牧場を視察させて頂きました。小林牧場は2013北海道ホルスタインナショナルショウで第7部にて1等賞1席を獲得したローマンヒル ビユーテイ プリピユア号を飼養しており、また「小林牧場物語」というシリーズで牛乳やチーズなど販売し、多角的な経営を行っています。小林さんより、各施設(搾乳舎、フリーストール、バイオガスプラントなど)を回りながら紹介され、飼養管理や今後の経営方針などいろんな事を話し、会員に良い刺激となりました。尚、小林牧場については別な日程で大成・本別酪農同志会も合同で視察を行っています。
 次に、北広島市 岩田 政彦牧場を視察させて頂きました。岩田牧場は2013北海道ホルスタインナショナルショウで第6部 TMF ブラツクスジユーエル ブルツクリン号、14部 ノースドリーム RD ロイレーンキヤミー ET号などの上位入賞牛を飼養し、乳牛改良を熱心に取り組んでいます。 岩田さんより、今の採卵内容や交配種雄牛(ゴールドチツプやアトウツドなど)を説明され、飼養している雌牛(レツドライナー、アトウツドなど)を紹介から血統の重要性や今後の改良方向について話され、会員は熱心に聞いていました。
 今回の視察は、乳製品やバイオガスプラントなど様々な事業に取り組んでいる経営や、計画的な交配による乳牛改良など今を活躍している方の話が聞け、会員にとって今後の経営の糧となる良い企画でした。




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