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2016年 11月 13日 (日)

富の集中



資本主義はそのまま放置しておけば富の集中を招く 


と、もう何年も前の本で読んでいましたが、



その進み具合がすごいですね。


http://bylines.news.yahoo.co.jp/kimuramasato/20150119-00042376/



2014年では、

1%の超富裕層が世界の富の48%を、

19%の富裕層が世界の富の46.5%を、

残りの80%でわずか5.5%をわけあっている


といっています。



あまり想像しにくいので、

100人の村とし、すべてを働けるオトナとします。


一か月に2000万円を100人で分けるとします。



単純にみんなでシュエアすると、一人20万円。


売買が盛んになっている時です。



その中によく働く人、あまり働かない人がいるので、

とてもよく働く25人に30万円ずつ

よく働く40人に25万円ずつ

あまり働けない25人に10万円ずつ

全く働けない10人には0円

とわけるとします。


そして、全く働けない10人のために

25人が4000円を寄付し

40人が3000円を寄付し

25人が1000円を寄付します。

全く働けない人も月24500円は使えることになります。


この場合、みんなが消費するのでお金が回ります。




さて、2014年はどうでしょうか。

1人の月所得が959万円

19人が一人約49万円を

残りの80人は月13750円でくらしています。


一人は当然一人なので食事の量も衣服も住居も一人分です。

さて、この一人と19人は当然のことながらさらに所得を伸ばそうとします。

19人はそれなりの消費をし、19にんどうしでお金が回るかもしれません。


一人の人はどうやってお金を稼ぐでしょうか。

80人は日々の暮らしが精いっぱいなので、消費はできません。

それで19人の人にものを売りお金を稼ぎます。

19人は一人の人の物を買い、一人の人は一人分の消費しかしないので、

同じお金は19人には戻ってきません。

一人はさらに収入が増し、19人は収入が減っていきます。

19人が消費しないので一人は80人にものを売ろうと考えます。

当然、19人も80人にものが売れないか考えます。


80人のうちの何十人かがお金を借りて物を買ってくれれば、物はさらに売れます。

そして80人のうちの何人かは払えないだろう金額のお金を借り、一人や19人から

物を買います。

80人のうちの何十人かはもともとぎりぎりの生活をしていたうえ、

借金の支払いも持ってしまいます。さらに貧困です。

当然借金は払えないので、他の人が負担します。


一人の人にとっては少しの負担

19人にとっては苦しい負担

その他の人たちにとっては無理な負担です。


その後は、一人の人はさらに収入が増え、

19人は一時は収入が増えましたが長く続きません。


消費をする人数が極端に少なくなるため、

やがて一人の人の収入も減っていくことになるでしょう。



こんなことを考えた夜でした。。。







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